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今日の出来心


タイトル:今日の出来心
担当:本間 小文
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このタイトル、どこかのニュース・コーナーで見るような見ないような…。
それはさておき。
自分の欲求をコントロールできず、つい手を伸ばしてしまうことがあります。
この「つい出来心で…」と言わしめてしまう衝動性には、ほとほと手を焼きますよね。

ところで、私は夕方のスーパーに出かけるとワクワクしてしまいます。
主婦の方ならもうお分かりだと思いますが、夕方から夜にかけ値引きセールが始まるのですね。
半額の赤札を見つけようものなら、すかさずカゴに入れます。
タイムリーにも大好物の食品が数多く並んでいると、興奮しながら次から次へとカゴに入れます。
しかしカゴに入れながら、ふと、こんな声が聞こえたりします。
「買い過ぎで予算オーバーじゃない?」
「買い占めちゃったら、他の人、かわいそうじゃない?」
「買ってもそんなに食べないでしょ?」
その一方でこんな声も聞こえてきます。
「お腹減っているしな~」
「夕方セールなんだから早い者勝ちでしょ」
「たくさん買って冷凍保存すればいいじゃん」

う~ん。赤札を目の前にしての悩みどころです。

さて。
このような葛藤が起こるのは、心にある諸機能が、自分が取るべき行動を模索しているからなのですが、その機能の種類を以下3種類に分ける考え方があります。(フロイトの自我理論より抜粋)

イド(エス):快楽原則に基づく心。本能的な衝動、抑圧されたものが抑え込まれている。
エゴ(自我):現実原則に従う、合理的、組織的な心。
スーパーエゴ(超自我):良心。親の模範意識が取り込まれ内在化した心。

前述の例で言えばこのような感じになります。
空腹ですぐ食べたいとか、衝動買いをしようとする心がイド。
予算オーバーだから購入数を控える心はエゴ。
買い占めを止め、他の人の分を残しておく心はスーパーエゴ。


たかが赤札とはいえ、これだけ働きまわっている心に唯々感心です。
さて、夕方スーパーに限らず、私達がこのような日常生活を送れるよう、エゴが統括的な役割を果たしています。
エゴは、本能的なイドや道徳的なスーパーエゴの要求を受け容れ、現実世界に適用できるよう調整します。
合理的に調整するというと、上手く利用されているような印象があるかもしれませんが、そうではなく、本能に支配された行動にならないよう、道徳心に満ち溢れた完璧主義に抑圧されないよう、心のバランスをはかっているのですね。
但し、エゴが強すぎると全てを合理的現実的に捉えてしまい、やはりバランスの悪い心の状態になりますので念のため。

私たちが快適に過ごせるよう、イド・エゴ・スーパーエゴのバランスを意識して、あるいは無意識の中で、心たちは奮闘しているわけですね。
そんな心たちですから、大切に労わりたいところです。


さて。
夕方スーパーでの葛藤の行方は…というと、
スーパーエゴの活躍所を提供してあげたいのは山々なのですが、お腹が減っているゆえに「つい手が出てしまって…」と出来心にかこつけ、イドの言いなりになっております。
なんとか自制したいと今日も考えておりますが、なかなか手ごわいイドでございます。


閑話休題
カレンダーを眺めれば、あと1ヶ月半で今年も終わりです。
日数では47日、時間では1128時間を残すのみです。
そんな中、お正月に立てた計画の進み具合はいかがでしょう?
イドの本能的パワーを借りて攻略する方法もありますが、自暴自棄になりませぬようお気をつけくださいませ。
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by exkokoro | 2010-11-14 14:35 | 心とからだ | Comments(0)

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