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夫婦のこじれと親子のこじれ


タイトル:夫婦のこじれと親子のこじれ
担当:仁平 ゆみ子
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こんにちは。仁平ゆみ子です。
家族のコラム3回目は「夫婦のありかた」を考えてみたいと思います。

恋愛期間を経て「この人こそ」と心に決め、結婚して夫婦になる。
さて、夫婦になると何が起きるのか。
新婚時代、子育て期、中年期、老年期と夫婦の関係はどうなって
いくのだろう、と25年前の私は不安でいっぱいでした。
3年持てばよしとしよう・・・と本気で考えていたこと
思いだしました。夫のこと本気で好きだったからこそそう思っていました。へんですかね? ちょっと変わってますよね。

なんでそんな不安があったのか、と言えば、
両親をみていて結婚生活に楽しみなんてありえないと思いこんでいたようです。

程度の差こそあれ、親子問題のこじれを全く持たない人などいるのでしょうか? 
結婚した男女はお互いが親子問題のこじれを持っている者同士やっていくわけですから、行く先々に問題がころがっていて当たり前。

子のことをわがことのように思う親心というのは、愛情と言う名を借りて、他者であるわが子に侵入し支配するという視点もあるのです。
「あなたのためよ」「あなたが心配」という親の言葉は、親自身のメンツだったリ親自身の将来の心配だったりすることを、私は息子たちに教えてもらいました。
親にやってもらえなかったことを子に実践しては、自分を癒し喜ぶなんてことも。もしかするとこの喜びは、自分自身の自己実現だったのか、純粋にわが子の成長を喜んでいるのか、わからなくなることが今もあります。

夫婦問題の根っこは、親子問題が絡んでいるということです。

夫婦なんだから、自分のことわかってよ! 理解してよ!と
強く求めてしまうのですよね。

結婚したら、「愛情」も「セックス」も「子育て」も、「相手からの理解」も、「安らぎ」も
みんなみんなほしい、どれかが欠けたら許せない、ひどい、って
思っちゃう。女性は特に思いこんでしまっていませんか?
すべてを完璧に求めることは無理があるかもしれません。

たとえ、「愛情もとめなくても」、「セックスレスでも」「子がいなくても」「子に問題生じても」「理解することわかってあげることがなくても」「安らぎが不足しても」夫婦は気持ちのよい関係になる可能性あるのです。

夫も妻も、それぞれが自分のなかで自他境界線をしっかりひいていること。
これはとても重要なのです。相手の問題と自分の問題を切り離して感じとることができるからです。
相手を支配すること、相手に吸い取られることはなくなります。

私と夫は結婚25年。会話の多い夫婦です。心身ともに交流深く充実していると実感していますが・・・
お互いを理解し合っているかと言うと、そうでもなくて。
昨日、夫に『夫婦ってどういう関係だと思う?』と聞いたところ
『夫婦はそりゃ、一心同体だろ~!』と夫。
『え~?!マジでそう思ってるの?
ありえない、異議あり!夫婦はそれぞれ別々の船に乗ってるのよ。
一心同体なんてありえない~!!』と私。
『え~?!冷たいなぁ。 夫婦は同じ夢を持って生きているんだよ。』と夫。
『は~?! 別々の人間なんだよ。同じ夢ってことないでしょ。
違う夢持っているのでいいじゃないの。』と私。

こんなチグハグな夫婦の会話。
話せば話すほど、夫と私は違うなぁ、理解不能だぁと感じ
わかり合うって言うのは無理だわ。
でも、なんか面白いのです。なんかホッとするのです。

相手にわかってもらおうとすることを断念することは、
「断絶」とは全然違うのですよね。
自分の思いとちょっと違うからと言って、不満に思って
相手と断絶するなんてつまらない。
理解されることを期待され求められるコミュニケーションは重い。
よくわからないけど、何となく安心できて面白いなぁと思える関係が私は好きです。
自分自身の期待を「断念」するほうが、自由で面白い関係になっていきますよ。

断念するためには、思う存分自分の欲求と期待を見つめて味わっては「くたびれ果てるプロセス」が必要かもしれませんね。
若いうちに、『くたびれ果てるプロセス』さんざん味わうと
中年期はとっても楽チンで心愉しい夫婦になれるようです。実感。
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by exkokoro | 2010-12-15 15:24 | 結婚・夫婦 | Comments(0)

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