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与えることは、私の本質


タイトル:与えることは、私の本質
担当:樹 真穂
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過去に「この人にはもう愛情を与えない」と思ったことが
ありました。

与えない、そう決めたときから、私の何の中かが
止まったかのように感じました。
呼吸がとまるというか、とにかく自分らしくない
自分になったのが自分でよく分かり、ものすごく
気持ち悪いのです。

与えないと何が起きるというかというと、受け取れません。
ふたつは表裏一体なので、どちらか一方のみ、ということ
がありません。
与えた時点で、受け取れます。
与えることは、そういった性質をもっています。

なので、与えませんと宣言することは、受け取りませんと
宣言することになります。

でも、私たちはひとりで生きているわけではなく、
多くの人と分かち合って、助けあって生きているので
(ひとりで生きていると思う人も、食べ物や電気やガスや
水などを受け取っていますね)
そう宣言すること自体が不可能というか、不自然なこと
なのです。

不自然なことをすれば、当然、自分の中で違和感があります。
その違和感が気持ち悪くて、ふっと、「そうだった、私の
本質は与えることだっだ」と気づいてことがありました。

与えて、受け取るということ。
あなたの中の呼吸をとめないでくださいね。
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by exkokoro | 2011-07-01 12:58 | 心とからだ | Comments(0)

大震災と、今感じること。



タイトル:大震災と、今感じること。
担当:松本 綾子 カウンセラー
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あの日からもう16年が過ぎた。
社会人1年目の冬に起きた「阪神淡路大震災」。

大阪市内の実家で私自身は被災を免れたが、
友人・親戚、多くの人たちが、大切な家族や住み家を失った。

1995年1月17日、午前5:46の地面からの突き上げる激しい揺れ、続く余震。

電車が全線ストップした中、状況もよくわからずに
とにかく何とか会社に行かなければ!と自転車にまたがり
走りはじめると、見慣れたはずの景色の様子が何か違う。

隆起したアスファルト。くだけた壁。
どこかから漏れているガスの匂い。
けたたましくサイレンを鳴らして行きかう消防車、救急車。

そして次第にTVに映し出される被災の現場。

あの日の夕焼け。太陽が見とれるほど異様に大きく、赤かったこと。
崩れた家の前で、ただただ「おかあさ~ん」と声を振り絞って叫び続ける少女。
神戸の町で見た、横倒しのビル、中層階で真横にズレたマンション。
あの日、あの後、目に焼きついた記憶は、今でも色あせない。

もう16年も経つのに、この季節になるとより濃く、この映像と音声が私の頭の中に響く。
町は復興されたけど、多くの人の心に大きな傷跡を残した。

そしてあの地震で、私の人生は大きく方向が変わった。
それまでは、ただその日々を暮らしていたような気がする。
たくさんの人の命を奪った大震災が、私が私の道を生きていくきっかけになった。



今回の東北・関東地方を襲った大地震と津波。
私は東京の職場の、たまたま地震計の目の前にいた時に、ゆっくりとビルが揺れ始めた。

時間を追うごとに震度1から5弱までアナウンスされていくのを聞きつつ、
激しい横揺れに何とか柱の近くへ避難し、ビル全体が軋む音、窓の外の揺れる風景を見ながら
16年前のあの揺れが、映像がフラッシュバックし、一瞬「死」と言う言葉が、頭をよぎった。

そして、毎日続く余震の度に、ひどい動悸と全身の震えが止まらず、
TVに映し出されるニュース、原発事故、食料品等の買いあさり…。
見えない不安に押しつぶされそうで、涙が止まらなくなったり。


ようやく気持ちを取り戻せたのは、「希望」の言葉や映像。

原発で命がけで作業する方々、被災地でライフラインをつなぐ方々、
地方から、世界から広がっていく支援の輪。
そして何より、一歩一歩前へと進みだしている被災者の方々。

もちろんまだまだ被災地では、長引く避難所生活や原発問題もあり、
先行きが見えず、予断を許さない状況が続いている。
その中で、冷静さと希望を見失わないこと。
たった一人の笑顔が、たくさんの笑顔をひきだす力も持っている。



ここ東京で生活していて、今感じることは、みんな不安なんだということ。
不安だから、情報に翻弄されたり、怒ったり、苦しくなったり。

そして、良くも悪くも日本人は「秩序」と「我慢」の民族。
人と人のつながりは(地域差はありますが)昔より希薄になっている。

今、本当に必要なのは人と人のつながりです。
声をかけあうだけで、気持ちが落ち着くこともある。
なにが不安でおこっているのか、なぜ悲しいのか、なにが苦しいのか、我慢せず、声に出すこと、伝えること。


「大丈夫だよ」

つながっていきましょう、一緒に生きていきましょう!

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by exkokoro | 2011-03-29 00:00 | 東日本大震災 | Comments(0)

傷つけない断り方(1)



タイトル:【ネット恋愛】 傷つけない断り方(1)
担当:杉元 信代カウンセラー
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【テーマ】傷つけない断り方
【今回の視点】やり取りしている最中

こんにちは。カウンセラーの杉元信代です。

メールでやり取りを数回してはみたものの、途中でお断りしたいと思うことは、
「メールからはじめる出会い」の場合、よくあることだと思います。


最初のうちは、まだ相手のことも良くわかっていないし、そんなに簡単にお断りするのは気が引ける・・もうすこし相手のことがわかってきたらまた違う展開になっていくかもしれない・・
ということで、
やり取りを繰り返したものの、やっぱり今回はお断りしようということもあるでしょう。


あるいは、同時進行でメールのやり取りをしていたお相手がいて、
「そちらのほうに絞る」ということもあるかもしれません。
いずれにしても、
「こちらからお断り」するのって、ちょっとハードルが高いと感じてしまいますね。


相手をがっかりさせたくない、あるいはジブンのことを悪く思われるのではないか?
「そんなことならもっと早く言ってくれたらいいのに」といわれやしないか・・・
もしかしたら怒り出すかもしれない・・・
いろいろ思い悩むほど、
「なんと切り出せばいいのだろう?」「なんとか上手く断るすべはないか?」と考えてしまうのも無理はありません。



しかし、まずはっきりさせておかないといけないことがあります。

「相手を傷つけないで断る」奥義は、どこにもない、ということです。

ええええええええええええ?

驚きましたか?がっかりさせてしまったでしょうか。



考えてくださいね。
どんな方法で断ったとしても、できるだけ誠実に率直に話したとしても、
相手の感情をこちらでコントロールなんて、できないのです。
相手の気持ちや感情はあくまでも「相手もち」。


まず、ここを押さえておかねばなりません。
「ええ?じゃあ。どうすればいいの??」
・・・こちらで、できるだけのことをする・・しかないのです。もう、それしかない。

となると、できるだけ誠実に、率直にお話(メール)するしかないのですね。


まずは、この先のお付き合いはできないということ。
実はこの話を切り出すまで、どう話そうか思い悩んだこと。
本当はもっと早く話せばよかったけれど、
なかなかできなかったことについて「ごめんなさい」と。


ここで、とても重要な注意点があります。
テストには出ませんが覚えておいてくださいね。


「がっかりしないでね」とか「気にしないでね」などは、禁句です。
どうしてか?というと、「相手の気持ちをコントロールしよう」としているからです。



それから、「全部なにもかも」話す必要もありません。
嘘はよくないですが、全部話して自分だけ楽になるというのもちょっと違います。
まだお付き合いが浅い段階では、できるだけシンプルに伝えることが大切です。


あと、「ごめんなさい」は「もっと早く言わなかった」こと「のみ」ですよ。
ここも注意してくださいね。
罪悪感から逃れようとしてあやまりまくらないことです。


どんなシーンでも、ジブンと相手の責任は半分半分。
罪悪感から、相手の感情をコントロールしようとしないことです。

できるだけ、誠実に伝えることだけに注力してみてください。


貴方の「ネット恋愛」のこれから、を心から応援しています。
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by exkokoro | 2011-02-08 00:00 | 恋愛 | Comments(0)

【月をさす指】 


タイトル:カウンセリングのときに自分を支えているもの【月をさす指】
担当:舞原 惠美
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「支えてくれている」という言葉を聞くと、忘れられない大切な思い出がよみがえります。
私の原点とも言うべき体験、今日はぜひその話をお伝えしたいと思います。


小さい頃、私は理屈の好きな子供で(7月14日のコラムに書いているとおり(^_^;))
納得できないと「なんで」「どうして」と周りに聞きまくっていました。
大人たちからの
「理屈っぽい」
「素直じゃない」
「手に負えない」
「めんどうくさい」
「可愛くない」
そんな言葉が聞こえるたびに、その通りのレッテルを体中にべたべたと貼り付けて、だんだん自分の周りに垣根をつくっていきました。

けれど、一人だけ話を聞いてくれる叔父さんが居ました。
年に数回の親戚が集まる日ぐらいしか会うことのなかった叔父さんでしたが、私の「なぜ」にいつも答えようとしてくれました。その内容は実はよく分からなかったけれど、答えようとしてくれることが嬉しくて嬉しくて、その言葉ひとつひとつにじっと聞き入っていたのを覚えています。

「惠美ちゃんと話しているとおもしろい」。小学生だった私に、その叔父さんはそう言ってくれました。


どんな機会で親戚が集まったのかは忘れたけれど、ある晩夕食後、叔父さんは私を近所の池に散歩に連れ出してくれました。

「惠美ちゃん、見てみ」
そう言って叔父さんが指差した先には、半月が明るく輝いていました。

「お月さんはなあ、今は半分しか見えへんけど、ほんまは丸いやろ。
あの暗くて見えへんとこも、光が当たったら綺麗に光るやん。
ほんで丸うなったり消えそうになったり…
お月さんは、そこがええなあ」
 
「惠美ちゃんの、なんでなんで、て考えるとこ、僕は好きやな。
 大事にしいよ」

どうして叔父さんがお月さんの話をしたのか、その時はよく分かりませんでしたが、
「好き」という一言に、お腹の底が熱くなり、涙が込み上げてきてしゃっくりが止まらなくなりました。

初めて自分の事を受け入れることができたような安堵感、救われたような思い。
あの時の私は言語化する言葉を持たなかったけれど、その感覚は生涯忘れることはないでしょう。

だから、私は、「月をさす指」になりたい。


カウンセラーをしていると言うと、人の悩みを聴いてしんどくないかと聞かれることがありますが、そんなことはありません。
クライエントの方々と一緒に怒ったり泣いたり、感情の波が揺さぶられることはありますが、いつも電話の向こうにいる方の
今は光が当たっていなくて見えないけれど、そこにある力
に焦点を当て、その力を信頼して聴いているからです。

一生懸命生きているからこそ悩む、その電話の向こうの声の真摯さ、ひたむきさ、懸命さがまた私を支えてくれます。

そして、なんやかんやありながらも、最後のところで「無条件に愛すること、信頼すること、待つこと、見守ること」を教えてくれた息子。
成長をサポートしてくださる素晴らしいカウンセラーの方々。
思えば思うほど広がっていく森羅万象に支えられていることへの感謝の念。
苦しみもがいて無様な姿をさらしながら、人生と向き合ってきた自分への信頼。

いろいろなものに支えられていますが、一番強く私を支えてくれるのは
「月をさす指になるぞ」というコミットメント(強い決意)と
今ここに全力を出して生きるという一期一会の心構えです。


叔父さんは、41歳でクモ膜下出血で亡くなりました。私が中学3年の時です。
もっともっと話したかった。これから叔父さんと、ちょっと大人の話ができるかなと楽しみにしていた矢先でした。

だからこそ、生きているうちに、人生をよりよく生きたいと思っている方々のサポートを全力でしていこうと、日々決意しています。
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by exkokoro | 2010-08-25 14:56 | カウンセリング | Comments(0)

【愛と勇気と自分らしさ】


タイトル:カウンセリングのときに自分を支えているもの【愛と勇気と自分らしさ】
担当:櫻井よしえ
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カウンセラーの櫻井です。
こんにちは!
今回は、水曜日の人間味、「カウンセリングの時に、自分を支えているもの」についてお話させて頂きます。

現在の自分を支えているもの、「愛と勇気と自分らしさ」は、私の信条です。

ただでさえ、暑い季節、この熱い?暑苦しい?!言葉、
現在のカウンセリングの時の私は、クライアントと一緒に、泣いたり喜んだり、熱くなったり・・・体当たりです。

そして、カウンセリングを終えた後、
・相談して良かった!
・相談することによって、不安な気持ちが払拭された!
・前向きな気持ちになれた!
・心にひっかかっていた問題が解決された!
・何か気付き、発見があった!
・ありがとう!
などなど、クライアントの方が、より気持ちが満たされている状態を目指し、未来の自分の為に勇気を持って一歩踏み出す事を思い描きながら取り組んでいます。

ですが、口で言うのは簡単で、よく壁にも当たります。
何故なら、人の悩みを解決へ導くのにセオリーもマニュアルもないからです。
100人居れば、100通り以上の悩みはあります。人の観念は1人当たり7万個あるといいますから、人1人として考え方など同じ人はいないし、
他にも様々な状況がありますが、その度に私も迷ったり、考えたり・・・悩んだり。。。。

そんな時、登場するのが、「自分を支えているもの」です。

カウンセラーとクライアントという立場ですが、
限られた出会いと時間の中で、何か大きな意味があって、縁が有ってこうやって、貴重な時間を共有している訳ですから、やっぱり愛を持って、深い愛情を持って臨むことを決めています。


そして、勇気。
未来へ進む為には、成長する為には、誰しも勇気が要ります。
電話カウンセリングも同じです。
前へ進むために、欲しいものを得るために人は恐れ、怖さ、恥ずかしさを手放し、勇気を持って電話をかけるという行動に移しているのです。


また、「良薬は口に苦し」という通り、言い難い言葉もあります。
それでも、伝えなければいけない事があるから、気付いてほしい事があるから、それが解決に繋がると信じているから、勇気を持って伝えると決めています。

そして自分らしさ。
私が一番大切にしている事です。

いつも思うんです。
「自分は世界に1人しかいない」事を、どれだけの人が気付いているのだろうか、という事を。
世界のどこを探しても、自分と全く同じ人間はいないという事を。

大切な人を亡くした時、大切なペットを亡くした時、
もうどこを探してもあの人は居ないと思わなかっただろうか。
それは反対に自分に言い換えても同じこと。

人と違いがあるからこそ、生まれる言葉、気持ち。
人と違いがあるからこそ、味わえる事。

勿論、私も同じ、だからカウンセリングが体当たりになるのかもしれないけれど、今は、そんなパーソナリティーを大切にして、これからも頑張ります。

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。
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by exkokoro | 2010-08-18 18:08 | カウンセリング | Comments(0)

カウンセリングのときに自分を支えているもの【意味ある出会い】


タイトル:カウンセリングのときに自分を支えているもの【意味ある出会い】
担当:小幡 佳子
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【意味ある出会い】

人に警戒心を持ちやすい、元来の人見知り。
こう自分のことを説明すると「カウンセラーなのに!?」と
驚かれることがよくあります。

私からすると「だからカウンセラーになった」なんですけどね。

人のことが分からないから不安になり、警戒をする。
分からないから、自分や他人の感情に振り回され、
過剰に反応してしまう。

そこで、人間とはどういうものなのか、人の心理・思考・行動に
ついて勉強し深く知ることが一番の方法と思ったわけです。


カウンセラーを目指して勉強する中で、衝撃と感動をともなって
人への理解を深めた体験がエンカウンターワークショップでした。

エンカウンターとは「出会い」という意味。
少人数のグループで、率直に気持ちを分かち合い、
自分や他者を知り、信頼関係を体験するというもの。

一言で説明するとこうなりますが、参加している間は無我夢中!
ワークを通して、怒り、悔しさ、驚き、安らぎ・・と、
様々な感情が押し寄せ、涙と鼻水の流れるままに、
体感から気づきや学びを受け取っていました。

誰かの正直な表現が、また他の誰かの気づきや救いにつながる。
「人」ひとりの存在が、こんなにも他者に影響を与えている。

気づいていないだけで、人は人に支えられているのだ
ということを知ったときには、自分の傲慢さに愕然とすると
同時に、やっと肩の力が抜けて楽になったことを覚えています。


「カウンセリングのときに自分を支えているものは?」
この問いに対する私の答えは、エンカウンター体験を経て得た
『助け合うために私たちは出会っている』という考えです。

人は分かち合って助け合うようになっている。そのために
縁あって出会ったのだという意識、これが支えとなっています。

私自身がカウンセリングを受ける際、そうであるように、
カウンセラーを選ぶときには、何かを嗅ぎ付けるという
嗅覚のするどいところが誰にでもあると思うんです。

自分の求めるものが、このカウンセラーから得られるのではないか
そんな思いで選んでくださっているのではないかと。
だとしたら、その貴重な縁に対して私は、自分がもっているものは
全部出し尽くそう!と思うのです。

知識、経験で役立つことは何でも。また、ひとりの人間としての
私が、相談者の方との話し合いを通じて感じたこと、気づいたこと
など客観的な視点や思い。

私からの発信の何かが刺激となって、相談者の方が実生活の場で
新しいことにチャレンジする。
同じものはないオーダーメイドというカウンセリングの中で、
集中し感性をフル活用する私自身も、毎回が本気の場。

カウンセリングは、お互いが持っている力を最大限に発揮する
機会となるのだなぁとしみじみ思います。

ともに成長し合うために意味があって出会っている。
こう思うと、真摯な気持ちと感謝の気持ちが湧くのです。
 
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by exkokoro | 2010-08-04 10:45 | カウンセリング | Comments(0)

私をカウンセリングに導いた出会い【コンプレックスあるところに可能性あり】


タイトル:私をカウンセリングに導いた出会い【コンプレックスあるところに可能性あり】
担当:仁平 ゆみ子
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結婚生活とは、「夫の家族のこだわりの歴史」と「妻の家族のこだわりの歴史」が、ぶつかり合って作り出していくのものじゃないかなぁ~と25年の年月を経て感じます。
特に最初の10年。
お互いのコンプレックスがいろんな事件を起こしてくれました。

20代半ばで親になったとき、私も夫も心の中の未整理な部分に気付いていない子供のまま止まった部分のある二人だったように思います。

「こうあるべき」「こうありたい」「こうあってほしい」と自分自身にも相手にも強いこだわりと期待がありました。
そんな中での子育ては、楽しそうに振舞いながらも心の中は苦しくて緊張していたのです。

私にとって最も強いコンプレックスは、母親のこと。
尊敬ができない。言動、考え方が好きになれない。
母と同じようになってはいけない。
それなら母の逆をやろうと反面教師を徹底させました。
母と逆のこと・・・
人づきあいを丁寧にする、子供の友達、夫の友達、自分の友達を大事にする、夫の親戚との付き合いを避けない、旅行に行く、文学芸術に親しむ、料理に力をいれる、子供の教育に心を注ぐ・・
など数え切れないほど。
これだけのことを母のようにならぬよう必死に頑張ったわけです。

しかし親の欠点から自由になることは実際困難であり、知らず知らずの間に取り込んでしまっていることに愕然。
そもそも反面教師で頑張ることって、楽しくない。
物凄く疲れる。これで満足という感覚がないので、追い詰められるような緊張感が伴うのです。
こんなことに気付いたのも最近。
本当にやりたいことなのかどうか見極めるためには、やってて楽しいかどうか。心から楽しいぞ~、と思えるかどうか。

長男の子育ては、自分自身のコンプレックスと対決させてくれる絶好の機会でした。と言うと爽やかそうですが、とんでもなくドロドロの地獄の苦しみとしか言いようがありませんでした。

特に彼が思春期の頃4年間不登校の時期が最もつらい時でした。
重度の起立性調節障害という病気。
命に別状ないだけに肩身の狭い病と感じてしまった私。
今でこそ、引きこもり不登校の何割かがこの病気がこじれた結果と新聞に載るくらいですが、当時は医師ですら「ガンバレ、根性と気力を出しなさい」と励まされ、治療法も確立されていない現実に絶望。

数件目に出会えた主治医は、言いました。
「この病気を乗り越えるかどうかは、本人の夢があるかどうかと両親が仮面夫婦でないこと」
なんだか、医師というより怪しい占い師みたいで半信半疑なところに、
母親である私の話し方のテンポの速さを注意されたのです。「あなたの話し方は反応が速すぎます。もっとゆっくり味わいながら息子さんと話して下さい。この病気の子は辛いのです。」

びっくりしました。私の話し方??
反応が速いっていいことじゃないの???

実は、私は子供時代のんびり反応の遅い話し方にコンプレックス持ち、緊張すると馬鹿にされないようテキパキと話してしまう癖がついていました。

この医師の助言通りに少しゆっくり味わいながら話してみることにしました。
なんとなく、一つ一つ自分の中にわく感情を味わえるようなきがしました。不思議ですね。話し方だけなのに・・・何かが小さくすこしづつ変化していったように思います。
あれから7年、長男は夢に向かってチャレンジ。
じっくり彼自身の人生を歩んでいます。

自分のコンプレックスと対決するということは、名前を付けて知的に解決すると言うよりは、家族や周りの対人関係で勃発する事件に真摯に向き合うことなのかな、と感じます。

何となく息苦しくて、イライラしてしまう関係、モヤモヤする気持ちから目をそらさず、悩み考え続けること、感じていくこと、葛藤することは、自分自身の持ち味に磨きをかける可能性に満ちています。

今、母親に対する気持ちが大きく変化したことに気がついて心からの幸福を感じます。長い旅でしたが、母親への反面教師の旅からは自由になってきたな~、と。

悪者、邪魔ものにされがちなコンプレックス、そこには限りない可能性があることを実感しながらカウンセリングをしていきたいと、しみじみと思う私です。
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by exkokoro | 2010-07-21 11:51 | カウンセリング | Comments(0)

私をカウンセリングへと導いた奇跡?!


タイトル:私をカウンセリングに導いた出会い【私をカウンセリングへと導いた奇跡?!】
担当:伊吹 知子
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私が今、こうして心理カウンセラーとしてお仕事を続けさせていただけているのも、
ここに辿り着くまでの沢山の人達との大切な出逢いがあったからだと思っています。

誰が欠けても今の私はいないと思います。

そんな中、今回は私をカウンセリングに導いた奇跡?!とも呼べるカウンセラーとの出逢いと、その出逢いによって私自身が何を感じ、考え、学んできたかを伝えたいと思います。

私自身も、様々な悩みを抱えて、もう限界だ・・・と思っていた時期がありました。
今考えると、そんな時期に出逢ったカウンセラーの姿勢こそ、私が求めていたものだったのかもしれません。
「私なんて価値のない人間だ・・・」そんな風に思ってい私・・・

そのカウンセラーは、「そんな私」との出逢いすら、とても大切にしてくれた・・・
悩みの内容や、その解決よりもまず先に、目の前の私を1人の人間として尊重してくれる姿勢から、計り知れない深い愛情を(初めての感覚!)感じることが出来たのです。

真っ暗闇の中にいた私に・・・
「イチゴあるけど食べる?」そのカウンセラーは、ごくごく自然に「そんな私」をもまるごと受け容れ、さりげなくそう問いかけてくれました。
暗闇の中にとても暖かな、穏やかな、一筋の光が射すような、そんな感覚が今でも忘れられません。

求めているものが何なのかも解らず、求め方も解らず、例え失意のどん底にいたとしても、自分自身の力を信じて、探し求め続ければ、いつか道は開ける。
そんな実感を伴った体験が、その時に出来たことは、奇跡であり、また必然でもあったのだと、今の私は思っています。

人と人との出逢いは、一生に一度。たった一度の出逢い、ほんの一瞬の出来事の積み重ねが、その後の、そして今の私を支え続けてくれているのです。

与えられた多くのことを、私も与えたい。そう思い続けています。
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by exkokoro | 2010-07-20 13:01 | カウンセリング | Comments(0)

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