忙しいあなたに ~自分の機嫌のとり方
タイトル:忙しいあなたに ~自分の機嫌のとり方
担当:国広 宜子
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こんにちは。
カウンセラーの国広宜子です。
3月・4月はいろいろと行事も多いですね。
年度の変わり目で忙しい方も多いのではないでしょうか。
今日は仕事が忙しいときの乗り切り方についてお話したいと思います。
忙しい!!時って、次から次にやることがあって、もう何がなんだかわからない。
あっという間に時間が過ぎて、今日も終わり。
なのに、まだやることが山のように残っている。
疲れているのに気持ちは張り詰めたまま。
ため息とともに一日が終わる。
そんな感じでしょうか。
仕事をしているときは交感神経が優位になっている状態です。
自律神経には、交換神経と副交感神経の2つの神経系統があって、活動的な時は、自律神経が活躍しているとき。
体を動かしているときや精神的な刺激(緊張や興奮)に反応するのです。
一日、ずっといそがしく仕事をしている時は、
交感神経が働きっぱなしの状態といえるかもしれません。
一方、副交感神経は体を緊張からときほぐしリラックスを促します。
体もこころもゆったりお休みタイムのときが副交感神経の活躍しているときです。
私たちは一日の中で交感神経と副交感神経で上手にバランスをとりながら生活しているのですね。
でも忙しくて眠るギリギリまで仕事のことを考えていたり、
PCの前に座っていたりすると、
上手くこのバランスがとれなくなってしまう恐れがあります。
ポイントは、一日中働きっぱなしの交感神経から、
休息タイムにはしっかりと副交感神経にスイッチチェンジをしてもらうこと。
これを意識的に、自分からカラダに働きかけてみてください。
例えば、お仕事の終わった夜には
ベッドに入る30分前にはPCの前から離れる
ぬるめのお風呂にゆったりつかる
リラックスできるアロマオイルで部屋の空気を変える
などがお勧めです。
おいしいものを食べたり睡眠を多めにとるのもお勧めですが、
食べる事でストレス発散をする癖がある人は、胃腸が疲れている可能性があるので
一度お腹が空くまで食事をしないようにしてみるのもいいかと思います。
忙しいとついついカラダを酷使しがち。
加えて、交感神経が働きすぎで、余計に疲れがとれにくい。
でも仕事は終わらないので疲れきった自分にムチ打って働く。
そんな良くないスパイラルに入ってしまう可能性もありますね。
まずは、そんなパターンにはまりがちな自分を振返る。
意識して、自分のカラダのメンテナンスをする。
そこから始めてみませんか?
カラダの健康とココロの健康はつながっています。
気分転換、気持ちの切替ばかりにとらわれずに、
カラダからアプローチする自分へのサポートも忘れないでくださいね。
忙しさの波に巻き込まれて翻弄されないために。
自分の機嫌を上手にとってあげて、忙しい時期を乗り切りましょう。
by exkokoro | 2011-03-28 10:27 | 仕事 | Comments(0)