恋愛における誤解 その3
タイトル:恋愛における誤解 その3
担当:小幡 佳子
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あるところにA子さん、B子さん、C子さんという3人の
女性がいました。
●A子さん(23歳)は、同い年の彼と順調に交際していました。
しかし、彼のたった一言がきっかけで別れてしまいました。
その一言とは・・・「僕は35歳になるまで結婚はしない」。
●B子さん(26歳)は、両親から「早く結婚しろ」と言われ続け、
勧められてお見合いをした相手と早々に結婚しました。
そして・・・その3ヶ月後に離婚しました。
●C子さん(30歳)には、両親も認めており付き合って3年に
なる彼がいました。しかし、結婚をいつしようかと話が具体的に
なってきた頃・・・たまたま飲み屋で知り合った7歳も年下の
男性を好きになり、彼との結婚と交際を解消してしまいました。
さて、この3人の共通項は何でしょう?
キーワードは「結婚」ですね。
3人それぞれ、結婚という言葉に左右され、
行動面・感情面ともに、かなり影響を受けています。
つくづく「結婚」という言葉には魔力があるなぁと感じます。
誤解もあり、憧れや願望、または不安や恐れを抱くもとに
なり得ますから。
イメージも人によって様々ですね。
結婚=幸せ
結婚=墓場
結婚=ゴール
結婚=スタート
結婚=生活
・・でも、いちばん大事なのは言葉やイメージや形式ではなく、
相手との関係、その質や中身でしょう。
A子さんもB子さんもC子さんも、結婚という言葉に反応して
しまっており、実は相手をちゃんと見れてはいないのです。
協力関係・信頼関係にある相手を真のパートナーと呼ぶならば、
3人の女性は相手とパートナー関係にはなっていなかったと
いうことです。
恋人や結婚相手とは、そのとき最も身近で重要な存在。
その相手をいちばんの味方だと思えると、心はとても安定し
そう思えなければ不安がつきまといます。
結婚に対して二の足を踏む・・
どうも決心がつかない・・
など、不安という感情がサインとして表れるでしょう。
結婚はふたりで取り組む課題。
「困ったときに相談する相手は誰ですか?」
と自分に問いかけてみることがひとつの目安となります。
恋人や配偶者である相手を思い浮かべ、
「自分にとって大切な相談相手は、パートナーです!」と
胸張って言えたら素敵ですね。
by exkokoro | 2010-12-24 13:01 | 結婚・夫婦 | Comments(0)