人によって態度が違う
タイトル:人によって態度が違う
担当:夏川佳子
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仕事場や、友人、地域環境で、疎まれることはありますよね。
時には、自分の知らぬところで、思わぬ評価を受けていたり、ウワサで痛い目にあったり。
ウワサは対処するのは大変です。
私もですが、最近、友人を通して、別の友人が「あの人は、人によって態度が違う!」と憤慨して私のことを言っていたとウワサを聞きました。
それを聞いて、私は「へー面白い」と思いました。
自分は何も変えていないと思っているからです。顔色うかがって、相手に合わせて意見や信念を変えるようなことはないのです。
だから、この様な印象を持たれたことに大変興味を持ちました。
どんなことに腹をたてているか、
態度が違うと感じた行動はどれのことなのか、
その時の彼女の状況はどうだったのか、
そう判断する基準はどんなものか、
態度が違うことは彼女にとってどんな意味があるのか。
さらには、その人はどんな生き方をしてきたか、まで興味が出てきます。
究極には、その事実さえ本当かどうか知りたいくらいです。
「陰口をたたかれている」と知ると、マイナスの気持ちが出てくるのが一般的でしょうか?
中には、ウワサされた立場の方が罪悪感で接触を最小限にとどめてしまったり、極端に避ける人もいるかもしれませんね。
私は心理カウンセリングをしているからなのか、どうして、その様な思いや感情が沸き起こるのか興味の方が先行してしまいます。
なので、ウワサの内容もしっかり聞きました。
ウワサを伝えてくれた人も、喋りたい様子で、こちらが何も言わなくても、どんどんしゃべってくれますからね。
沢山しゃべってくれても、要は「人によっていうことが違うから、丸呑みせず、話半分にしたほうが良いと思っているらしい」という内容のようです。
内容からは、私のどんな行動が原因だったかは不明でしたが、誤解をされた理由に思いつくところがありました。
一つは、カウンセラー気質が出ている時もありますから、相手の話を否定せず、ひたすらフムフムと聞いているため、迎合する人と思われている可能性。
二つ目は、ウワサを伝えてくれた友人と、ウワサをした友人は、表面的には仲が良いが、ライバル意識をお互い持っているのため、私がどちら側なのか明確にした付き合いをしていないこと。
三つ目は、ウワサを伝えてくれた友人との話題と、ウワサをした友人との話題が極端に違うため、二人が見ている私の像が違う。
四つ目は、ウワサを伝えてくれた友人は何でも事前に聞いてくるが、ウワサをした友人は何でも事後報告のため、意見を述べるチャンスが私に与えられていないことが多いということ。
それゆえ、決定した事柄に対して、決定権を持っている人へ私が問題指摘をするため、陰でコソコソうごく人と思われている可能性。
など、です。
こんなウワサは、どうでもいい程度ではありますが、あまりにも邪魔くさくなる時がきたら、自分では対処できることは、しなければいけないかもしれません。
この中で、対処できることは、いくつかあるようです。
三つ目の話題に関しては、変えようが無いですし、同じ話題をしたくはないので、対処できませんが、一つ目の迎合していると思われる聞き方に少々工夫をして、私の意見では無いと、はっきり毎回言うこと。
二つ目のあやふやな態度と映っている姿勢は「どちらかに、所属した生き方は考えていない」ことを伝える。
四つ目は事後報告はやめて欲しい旨をすでに伝えて、さらに事前相談をしてくれなければ、権限者に決定内容に対する意見を述べる考え方をしていると伝えておく。
相手次第の理由は、どうしようもありません。
でも、自分ができることを明確にして、できる範囲はやっておいたほうが、事を大きくせずにすみます。
ぜひ、皆さんも、できることをやってみてください。
それでも解決しない時は、どうぞ、心理カウンセリングを受けて、カウンセラーとともに、解決策を探ってみてください。
by exkokoro | 2011-03-14 20:20 | 仕事 | Comments(0)